クラウド?レンタル?サーバの最適解とは?

自社のホームページを公開するためには、サーバーが不可欠です。
しかし、サーバーにも様々な種類がありますよね。レンタルするにしても運営会社や料金プランがたくさんあるし、「そもそも無料じゃダメなの?」という声がありそうなものです。
今回は、サーバーの重要性やそれぞれの違い、特に「クラウドサーバー」と「レンタルサーバー」のメリット・デメリットについて解説していきます。

サーバーは自社契約で!

サーバーは、ホームページの保管庫のようなもの。自社でサーバーを作ることもあれば、運営会社と契約を結びレンタルすることもあります。
ところで、あなたの会社のサーバーは「自社名義で契約」されていますか?もし制作会社名義で契約されているのであれば、今すぐにでも自社名義に変更しましょう。
まずは、サーバーのそれぞれを解説する前に「自社名義」で契約することの重要性を伝えておきたいと思います。

自社契約は最大のリスク管理

・ある日、自社のホームページが急に見られなくなった。
・自社が展開しているサービスの専用ページが見られなくなった。
こんなことがあったら、どうなるでしょうか。さらに、その対処方法が自社では全くわからず、管理を依頼していた会社とは連絡が取れなくなってしまった…。考えるだけでもゾッとしませんか?
しかし、実際にこういったことはあり得ます。残念ながら、あり得てしまうのです。
こういったリスクやトラブルに対処するために必要なのが、「サーバーを自社契約する」ことです。自社契約にしておくメリットには次のようなものがあります。
・利用料金の払い忘れや契約更新手続きを忘れるリスクが減る
・自社以外の要因(制作会社や運営委託会社など)によって発生するトラブルを防げる
もし、運営を委託している会社やサーバーを契約している会社が、急に倒産してしまったら。最悪の場合には自社のホームページは見られないどころか、存在自体が無くなってしまいます。
つまり、もう一度高いお金をかけて作り直さなければならないのです。
さらに、これまでに作り上げてきたSEO対策や会社としての信用も下がってしまいます。ユーザーや顧客離れも避けられません。
こういったリスクを考えると、サーバーを自社管理することの重要性をご理解いただけるのではないでしょうか?

どのサーバーがベストなの?

サーバーには主に次の3つがあります。
・自社サーバー
・レンタルサーバー
・クラウドサーバー
それぞれにメリット・デメリットはあるのですが、よっぽどの大企業であったり必要がない限りは自社サーバーは必要ありません。
基本的には「レンタル」か「クラウド」で十分です。そこで、今回は「レンタル」と「クラウド」をピックアップして解説します。

レンタルサーバーとクラウドサーバーの違い

レンタルサーバーとは

まずは、レンタルサーバーついて確認していきます。
レンタルサーバーにもいろいろな種類があるのですが、一般的なのは「共有サーバー」です。簡単に言うと、シェアハウスで一緒に生活するようなもの。サーバーという一つの家に、いろいろな企業や個人のホームページが住んでいて、一つの物理的なサーバー内で容量等を分け合っているのです。
他にも、「専用サーバー」と呼ばれるものもありますが、設定や運用を自社が行わなければなりません。導入ハードルが「共用サーバー」よりも高いことから、まずは「共用サーバー」から始めることをオススメします。

クラウドサーバー

クラウドサーバーは、インターネット上の仮想空間(サーバー)にホームページの情報を保管することができます。
物理的なサーバーではないため、事業者側のトラブルに巻き込まれることがないほか、自社の状況に合わせて柔軟に使いこなすことができるのが特徴的です。
クラウドサーバーは、賃貸マンションをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。自分の部屋だけでなく、キッチンやトイレ、収納などのスペースがちゃんと確保されているため、使いやすく実態に合わせたカスタマイズができるのです。

「レンタル」と「クラウド」の違い

それぞれには大きな違いがあります。いくつが解説していきますが、まずは特徴について再度おさらいしておきましょう。

それぞれの特徴

レンタルサーバーは、「シェアハウス」。クラウドサーバーは「賃貸マンション」のイメージです。レンタルサーバーは複数のユーザーとシェアするところがあるため、自社の状況に合わせたカスタマイズや自由な調整ができません。また、CPUやメモリのシェアをしているため、他のユーザーによる影響を受けやすくなります。
それに対してクラウドサーバーは、「賃貸マンション」です。大きな建物の中に自分の部屋がありますが、それぞれが一つの部屋を持っているため、CPUやメモリなどに他者からの影響を受けることがありません。

サーバー運用

それぞれのサーバー運用の仕方にも違いがあります。
レンタルサーバーは、運用の全てを運営会社が行ってくれます。つまり、ユーザーが何かを行うことは滅多にありません。そういった手間がないことから、ウェブ担当者になったばかりの人や知識がそれほどない人でも問題なく運用できるのです。
対して、クラウドサーバーは自由度が高い分、運用は自社で対応しなければなりません。そのため、専属の担当者を付けるなどの人材確保が必要となります。

初期費用

レンタルサーバーは、初期費用が発生することがほとんどです。コストの点から考えると導入することにハードルを感じてしまうケースが多いですが、運用の手間や人的リソースを割く必要がないことを考えると、この費用は払っても問題ないのではないかと感じます。初期費用が無料になるキャンペーンや他社と比較すると安いところもありますので、自社の状況を見ながら選ぶようにしましょう。
それに対して、クラウドサーバーは初期費用が基本的には発生しません。従量課金制(利用した分だけ払うシステム)になっているため、金額についてもコントロールしやすくなっています。導入ハードルは低いですが、管理するための人的リソースが必要になることは覚えておきましょう。

それぞれのメリット・デメリット

最後に、それぞれのメリット・デメリットを解説しておきます。
自社の状況(予算、担当者のスキルなど)をしっかりと考え、メリット・デメリットを加味して最適なものを選びましょう。

レンタルサーバーのメリット・デメリット

メリット①運用の手間が省ける

サーバーを管理するにあたり、「ソフトウェア」と「ハードウェア」という二つの面から運用を行わなければなりません。
自社でサーバーを構築するとなると専門的な知識が必要で、それだけを担う担当者が必要になります。しかし、レンタルサーバーであれば、運営会社が管理一式を担ってくれるので問題はありません。

メリット②運用コストが抑えやすい

レンタルサーバーは、初期費用がかかるもののランニングコストが抑えやすいこともメリットと言えます。
ただし、共用サーバーでなく「専用サーバー」を使う場合に掛かってくるコストは大きく変わるため、注意が必要です。

デメリット①カスタマイズ性が低い

レンタルサーバーは、あくまでもスペースを借りているだけのこと。細かいカスタマイズはできません。自社の状況に応じて柔軟に対応することが難しいため、一時的(一定期間や季節的)に増強することは難しいのが現状です。

デメリット②災害に弱い

レンタルサーバーは物理的なものであるため、運営会社のデーターセンターが被災してしまうとモロに影響を受けることになります。運営会社のサーバーがダウンしてしまうと、自社のサービスやホームページが止まってしまうことになるのです。
クラウドサーバーも物理的なサーバーを設置していますが、クラウド管理よりもリスキーであることに間違いはありません。

クラウドサーバーのメリット・デメリット

メリット①初期費用が削減できる

レンタルサーバーを契約する場合には、初期費用がどうしても掛かってしまいます。それに対してクライドサーバーは初期費用が無料であることがほとんどです。
導入費用を抑えたい場合には、クラウドサーバーを選ぶ方が良いのではないでしょうか。

メリット②バックアップ・復元対策

レンタルサーバーと比べると、クラウド上に存在しているサーバーは災害対策として有効です。業務停止やデータ損失を防ぐことにもつながると言えます。
さらに、データ消失等への復元も問題なく行えるため、ホームページそのもののリスクだけでなく会社そのもののリスクを防ぐことにもなります。

デメリット①コストがかかる

クラウドサーバーは月額制です。小規模なものであれば数千円で済むものの、規模が大きくなれば数十万円までになることもあります。基本的には従量課金制であるため、利用規模に応じた費用が掛かってくることになります。
運用期間中はずっとコストがかかるため、どれだけかかるのかを計算しておかなければ、予算オーバーになってしまうことになります。どの時期に規模が大きくなるのか、ホームページ運用の年間計画を丁寧に組んでおくことが重要です。

メリット②カスタマイズに限界がある

レンタルサーバーと比べると自由にカスタマイズできるとはいえ、自社サーバーではないため限界があります。
どの程度でカスタマイズ可能なのかをしっかりと把握した上で契約しないと、導入後に後悔することになってしまうことになりますので、注意が必要です。

自社の状況に合わせた選択を

「レンタル」か「クラウド」か。どちらを選ぶかはとても難しいかもしれません。ですが、自社や担当者の状況を考慮して選択することで、ストレスなく運用することができます。
常に自社の状況を把握し、最適なホームページ規模を考えてサーバー選びをするようにしましょう。

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